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​コンゴに関するお勧め文献

 

■書籍
*コンゴ紛争や紛争鉱物について学ぶ
・米川正子『世界最悪の紛争コンゴ―平和以外に何でもある国』創成社、2010年
・華井和代『資源問題の正義―コンゴの紛争資源問題と消費者の責任』東信堂、2016年
・小川真吾『ぼくらのアフリカに戦争がなくならないのはなぜ?』合同出版、2012年

・ジェイソン・K・スターンズ『名前を言わない戦争―終わらないコンゴ紛争』武内進一監訳、白水社、2024年
・神本光伸『ルワンダ難民救援隊ザイール・ゴマの80日―我が国最初の人道的国際救援活動』内外出版、2007年
・大石賢一(原作)、石川森彦(作画)『14歳の兵士ザザ』Gakken、2015年

*ムクウェゲ医師の活動について学ぶ

・デニ・ムクウェゲ他著『すべては救済のために―デニ・ムクウェゲ自伝』加藤かおり訳、あすなろ書房、2019年

・デニ・ムクウェゲ『勇気ある女性たち―性暴力サバイバーの回復する力』中村みずき訳、米川正子監修、大月書店、2023年

・立山芽以子、華井和代、八木亜紀子『ムクウェゲ医師、平和への闘い―「女性にとって世界最悪の場所」と私たち』岩波書店、2024年

 (ムクウェゲ医師の活動だけでなく、コンゴの紛争についても学び、私たちにできることを考えるための一冊です。)

*コンゴの歴史について学ぶ

・井上信一『モブツ・セセ・セコ物語―世界を翻弄したアフリカの比類なき独裁者』新風舎、2007年

・三須拓也『コンゴ動乱と国際連合の危機―米国と国連の協働介入史、1960~1963年』ミネルヴァ書房、2017年

・三浦英之『太陽の子―日本がアフリカに置き去りにした秘密』集英社、2022年

*私たちにできることを考える

・開発教育協会『スマホから考える世界・わたし・SDGs』2018年
・木山幸輔「貧困とどう向き合い、考えていくか?―あるコンゴ人医師による提起と政治、思考」飯田高他編『世の中を知る、考える、変えて
 いく―高校生からの社会科学講義』175-188頁、有斐閣、2023年

*コンゴについて幅広く学ぶ

・木村大治、武内進一編著『コンゴ民主共和国を知るための50章』明石書店、2024年

・松浦直毅他編著『コンゴ・森と河をつなぐ―人類学者と地域住民がめざす開発と保全の両立』明石書店、2020年

・田中真知『たまたまザイール、またコンゴ』偕成社、2015年

・ピーター・フォーバス『コンゴ河―その発見、探検、開発の物語』田中昌太郎訳、草思社、1979年

・石川薫『アフリカの火―コンゴの森ザイールの河』学生社、1992年

・草場安子『コンゴという国』明石書店、2002年

・マタディ橋を考える会『マタディ橋ものがたり―日本の技術でつくられ、コンゴ人に守られる吊橋』佐伯印刷、2021年

・エルジェ『タンタンのコンゴ探検』川口恵子訳、福音館書店、2011年(原作は1931年出版)

■映画・DVD

*ムクウェゲ医師の活動を描いたドキュメンタリー映画
・『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』日本制作、2022年

 ※2024年9月現在、Amazon Prime videoで配信中。

・『女を修理する男』ベルギー制作、2015年

*コンゴが抱える問題を描いた映画・映像作品

・『スマホの真実―紛争鉱物と環境破壊とのつながり』アジア太平洋資料センター、2016年
・『ソウルパワー』アメリカ制作、2008年
・『レオポルド王の幽霊』アメリカ制作、2006年
・『魔女と呼ばれた少女』カナダ制作、2012年

■論文・論文集
・難民研究フォーラム『難民研究ジャーナル第9号 特集:紛争と難民―コンゴ民主共和国から考える』現代人文社、2020年

<所収論文>

・武内進一「コンゴ民主共和国の歴史と紛争―難民発生要因の見取り図」16-33頁

・華井和代「コンゴ民主共和国における鉱物採掘と紛争―資源とくらす人々」34-49頁

・佐藤千鶴子「南アフリカ共和国における難民受入れの現状と課題―コンゴ民主共和国出身者の実態を中心として」50-68頁

​・華井和代「コンゴ民主共和国における紛争資源問題の現状と課題」日本国際問題研究所『国際問題』2019年6月号No.682 17-28頁

・米川正子「なぜコンゴ民主共和国東部の治安が回復しないのか?―コンゴとルワンダの安全保障の意図と国連の中立性の問題」国際安全保障
 学会『国際安全保障』第41巻第4号、2014年3月、66-84頁

■政策提言

東京大学未来ビジョン研究センターSDGs協創研究ユニット『紛争鉱物取引規制への対応に関する提言』(2022年2月公開)

■JETROアジア経済研究所の論文
*以下の論文は全てJETROアジア経済研究所ー学術研究リポジトリにて無料で検索・閲覧できます。

・澤田昌人(2017)「コンゴ民主共和国東部における住民の殺戮―平和維持活動に対する脅威」『アフリカレポート』第55巻、74-78頁
・澤田昌人(2014)「コンゴ民主共和国における武装勢力掃討は成功するか? ―対ADF作戦の難しさ」『アフリカレポート』第52巻、78-87頁
・武内進一(2008)「第I部 紛争勃発後の和平プロセス 第3章 コンゴ民主共和国の和平プロセス―国際社会の主導性と課題―」 『戦争と平和の
 間―紛争勃発後のアフリカと国際社会』125-162頁
・武内進一(2007)「コンゴの平和構築と国際社会―成果と難題」『アフリカレポート』第44巻、3-9頁
・武内進一(2006)「第4章 紛争が強いる人口移動と人間の安全保障―アフリカ大湖地域の事例から―」 『人間の安全保障の射程 : アフリカに
 おける課題』151-192頁
・篠田 英朗(2006)「第1章 人間の安全保障の観点からみたアフリカの平和構築―コンゴ民主共和国の「内戦」に焦点をあてて」 『人間の安全
 保障の射程 : アフリカにおける課題』23-62頁
・武内進一(2004)「東部コンゴという紛争の核」『アフリカレポート』第39巻、38-42頁
・武内進一(2003)「ウォーロードたちの和平―コンゴ紛争の新局面」『アフリカレポート』第37巻、33-38頁
・吉田 栄一(2003)「ウガンダ軍のコンゴ内戦派兵とその資源収奪について―紛争地資源のつくるコモディティ・チェーン」 『アフリカレポー
 ト』第36巻、11-15頁
・山極 寿一(2000)「ゴリラの大量虐殺とその背景―コンゴ民主共和国の内戦が脅かす野生動物と人間との共存」 『アフリカレポート』第31
 巻、19-23頁

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