国連マッピング報告書のサマリーを日本語訳しました
国連マッピング報告書は、2010年に国連人権高等弁務官事務所が公表した報告書です。1993年から2003年にかけてコンゴで発生した617件の深刻な人権侵害について詳細な調査を行い、国際法廷のような司法メカニズムの設立、あるいは特別混合法廷、真実委員会を設立すること、また再び罪を犯さないための保障プログラムも提案しています。しかしながら、公表から10年を経ても、報告書の提案は実現されず、加害者が処罰されないままになっています。ムクウェゲ医師は、本報告書の内容を再検討し、加害者の処罰を行うことを訴えています。 RITA-Congoは、本報告書を日本のみなさまに読んでいただけるよう、サマリー部分を日本語に翻訳しました。ぜひご一読いただき、コンゴにおける人権侵害の実態をご理解いただけるようお願いします。
なお、本日本語訳は、英エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏に確認していただきました。
・国連マッピング報告書:サマリー日本語訳
・国連マッピング報告書:原文(フランス語) https://www.ohchr.org/documents/countries/cd/drc_mapping_report_final_fr.pdf
・国連マッピング報告書:全文英語訳 https://www.ohchr.org/Documents/Countries/CD/DRC_MAPPING_REPORT_FINAL_EN.pdf
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