【4月8日オンライン・セミナー】日本からのコンゴ東部支援活動~私たちにできることを考えよう~
映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』の劇場公開、および、2022年4月から国連工業開発機関(UNIDO)によるコンゴ民主共和国(コンゴ)東部ブカヴでの支援事業が始まることを記念して、RITA-Congo主催のオンライン・セミナーを開催します。
1.日時:2022年4月8日(金)19:00~21:00
2.形式:Zoomウェビナーによるオンライン
3.言語:日本語
4.参加申し込み:https://forms.gle/uony7ziKT9C4rkoAA
※参加登録締め切り:4月6日(水)24時
5.開催趣旨
2022年4月から、日本政府の財政支援により、国連工業開発機関(UNIDO)実施のコンゴ民主共和国(コンゴ)東部ブカヴでの支援事業が始まります。本事業では、紛争下での性暴力被害者の治療に尽力してきたパンジ病院の敷地に小規模工場を設置し、地元で栽培されているサトウキビを原料としてアルコール消毒剤を製造します。それによって、医療やコロナ・エボラ出血熱など感染症予防に役立つ製品を地元で製造すると同時に、紛争影響地域において社会・経済的に脆弱な状況にある女性たちを直接の対象とした職業訓練や小規模製造業の実施経験を提供することで生計向上を目指します。
本事業は、映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』を鑑賞したUNIDOの石川明美氏が「日本からコンゴ東部への支援を行いたい」との思いで発案し、RITA-Congoやパンジ病院、東京大学との協議を重ねて実現したものです。
紛争影響地域でたくましく生きる人々と、内なる変革を目指す市民社会を支えるために、私たちはそれぞれの立場で何ができるのでしょうか。本セミナーでは、UNIDOの石川明美氏から本事業立ち上げの経緯をうかがったうえで、映画『ムクウェゲ』を制作した立山芽以子監督およびコンゴ出身の経済学者ジャン-クロード・マスワナ教授からコメントをいただき、参加者同士での意見交換を通じてヒントを得ます。
6.プログラム
1)趣旨説明:華井和代 東京大学特任講師/RITA-Congo共同代表
2)基調講演:石川明美 国連工業開発機関(UNIDO)産業開発専門官
3)コメント:立山芽以子 TBS報道局(映画『ムクウェゲ』制作監督)
4)コメント:ジャン-クロード・マスワナ 立命館大学教授/RITA-Congoアドバイザー
5)質疑応答
※司会:大平和希子 東京大学博士課程/RITA-Congo理事
7.主催:NPO法人RITA-Congo
8.お問い合わせ先
NPO法人RITA-Congo事務局 office★rita-congo.org (★を@に変えてください)
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