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米川共同代表(現・顧問)による解説「RITA-Congo Briefing Paper No.7『ホテル・ルワンダ』英雄の禁錮:フツに対するジェノサイドが起きているのか?」

コンゴの紛争と重大な人権侵害にまつわる状況をRITA-Congoの米川が解説する「RITA-Congo Briefing Paper」シリーズの第7号となっております。


【過去の投稿】


第7号は「『ホテル・ルワンダ』英雄の禁錮:フツに対するジェノサイドが起きているのか?」です。

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RITA-Congo Briefing Paper No.7

『ホテル・ルワンダ』英雄の禁錮:フツに対するジェノサイドが起きているのか?

9 月 20 日、映画『ホテル・ルワンダ』で英雄として描かれたホテルの元支配人ポール・ルセサバギナ被告(Paul Rusesagabina)に禁錮 25 年を言い渡されたニュースは世界で報道されました。被告は昨年 8 月、滞在先のドバイで誘拐され、チャーター便でルワンダに移動させられ、逮捕されました。

ルワンダの裁判所によると、被告はコンゴに拠点を持つ反政府武装組織を結成し、テロに関連した罪

などで訴追されていました。その一方で、被告側は罪状を否認し、家族と支援者は裁判をでっち上げ

だと非難していました。そもそも被告は 1996 年に亡命し、2000 年にベルギー国籍を取得した際に

ルワンダ国籍を放棄しましたので、同国で逮捕できるのかという疑問もあります。...


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